＃906 2024年のGW・・・マティス展&LUUPに挑戦

さぬきは麦秋を迎え、そろそろ収穫の時期を迎えますが、今年は春先から降雨が多く、ハラハラ・ドキドキしながら毎日天気予報をみています。なんとかこのまま収穫を迎えてほしいと願うばかりです。さてイラスト担当者による新着情報をお届けします。

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楽しいGW はあっという間に過ぎてしまい、日常生活が戻ってきました。連日、ニュースでは円安の話題が大きく取り上げられ、海外からの観光客は大きく増える一方、国内ではなるべく近場で過ごす日本人の姿が対照的でした。都内でも行く先々で外国人観光客の闊歩する姿が目立ち、なぜか日本人は肩身が狭く感じたのは私だけでしょうか。2011年10月31日に記録した1ドル=75円32銭の史上最高値と比較すると、現在はその2倍以上の円安になってしまいました。加えて諸外国では、高金利&物価高継続中なので、海外旅行はおいそれといけなくなりました。

ところでGWの備忘録として2件を報告いたします。一つ目は、六本木にある新国立美術館で開催されている「マティス展」。以前、伯母が勧めてくれたのを思いだし、丁度タイミング良く近くを通ったので覗いてみました。会場ではアンリ・マティス（1869-1954）の経歴に沿って、前半はデッサンや油絵、そして後半は切り絵が展示されていました。やはり切り絵が印象的で、ビビッドな配色で色んな形が並んでいるのを見ると、パワーが貰える感覚になりました。様々な色や形を組み合わせた切り絵は、近くで見ると大胆ですが、全体の中では繊細な要素の１つになっているなと感じました。

二つ目は「LUUP」デビュー。みなさんLUUPをご存知ですか？LUUPはシェア型のレンタル電動キックボードのサービスです。利用方法は簡単で、アプリ経由で個人情報と運転手免許証の登録をします。その際、簡単な交通ルールの問題に答えて全問正解するとめでたく登録が完了します（間違えても、何度でも再チャレンジ可能なので、どうやってもそのうちに登録が完了してしまいます！）。アプリを開くと「ポート」と呼ばれるLUUP駐輪場(?) がマップに表示され、そのマップ上でピックアップと返却場所の設定が可能です。都心では至るところにポートが設置されているので、電車を使うほどではなく、また車利用での渋滞が予想される場合に、利用されることが多いようです。今回は、アパートから3キロほどの場所で友人と合流しましたが、電車やバスでは迂回になるので、LUUPを試しました。

実際に乗ってみると、意外に簡単で慣れるのに時間はかかりません。LUUPは最高速度が20キロのため基本的には左側通行ですが、路駐車が進路を塞いでいる場合は、降りて歩道を手押し通行することも可能です。臨機応変に使い分けができ便利ですが、一方で身一つで車道を走行するため、事故に遭ったらと思うと少し怖い気もします。またニュースでもLUUPユーザーの交通マナーがよく問題視されるため、車のドライバーからするとかなりやっかいな存在で、ヒヤッとする場面が多くあるようです。

とはいえ特に今の季節、LUUPにまたがり風を切って走ると爽快な気分を満喫できるので、交通ルール遵守での安全運転には是非お勧めしたいサービスです。マップで見る限りまだ主要都市部にしかポート整備が進んでいませんが、お近くにある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。