#802 横浜のニュースポット

ニュースでも話題になっているのでご存知かと思いますが、この4月からの小麦の政府売渡価格は2008年に次ぐ史上2番目の高値となりました。最近は、相次いで小麦粉製品が値上げされてるのは、これが原因だと思われているかも知れません。しかし今回の小麦粉製品の値上げは、前回つまり2021年10月の小麦値上げを受けてのものです。よってこの4月の小麦値上げの影響は、今後数ヶ月後に現れることになります。さてイラスト担当者による新着情報をお届けします。
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1週間ほど前、東京でも春一番が吹きました。それ以降ポカポカ陽気も続き、徐々に春の訪れを感じる日々となりました。ここ最近、朝起きたら鼻詰まりや喉のイガイガ感があり風邪を疑いましたが、どうやら花粉のようです。毎年耳鼻科で花粉症の薬をもらい乗り切っていますが、「今年はまだいける」と無精しています。思うにこのご時世柄マスク着用が必須な毎日ですが、このおかげで少しは花粉もブロックされているような気がして、少し助かっています。

そんな中、ようやく外でウロウロできる気候になり、先日ちょうど良いタイミングで仙台から友人が上京しました。なんでも仕事の関係で、「横浜エアキャビン」と「アニタッチみなとみらい」の2カ所にいくと聞き、私にとってはどちらも初めて聞くスポットなので、喜び勇んでついていきました。

横浜エアキャビンは「桜木町駅」とその先の「運河パーク駅」を5分で結ぶ、見た目が近未来型のロープウウェイです。普通、ロープウェイといえば山や自然の中を通っているイメージがあるせいか、車道や人々が歩いている真上をゆっくり通り過ぎるのは何だかとても不思議な気分でした。のってみると確かに「エアキャビン」みたいな気がします。但しこちら片道の料金1000円也。貧乏性の私は、「うーんこれで1,000円か!正直高い気もするけど、そんなもんかな?」と思い、復路は歩いたところ15分ほどで戻って来ました。ネットで調べてみると2021年4月22日開業。やはり結ぶ距離が短いことからも賛否両論の意見があったようです。とはいえオープンから半年以上が経過し、今回家族連れを中心に待ち行列ができていたので、なかなかの人気です。それにしても「エアキャビン」とは、なかなか上手いこと言いようるなあと思います。街中でちょっとアトラクション気分が味わいたい人にとっては楽しい乗り物です。

続いて「アニタッチみなとみらい」ですが、これはエアキャビンで降り着いた先の商業施設の中にある動物とふれあい、癒やされることができる施設です。こちらも2021年10月14日にオープンしたばかりの新しいスポットです。「エアキャビン」とか「アニタッチ」とか、どの施設もなかなか上手いネーミングです。うさぎやヒヨコといった動物園のふれあいコーナーでお馴染みの小型動物から、「アニタッチ」ならではの、カピバラやワオキツネザル、ナマケモノもいます。

正直ナマケモノは数十センチの距離でカメラを構えても全然反応しません。正直はじめはよく出来たぬいぐるみかと思いましたが、お腹が呼吸と同時に動いていたので、本物だと確信できました。私も日頃からダラダラとするのは大好きだし、寝ろと言われたら何時間でも寝続けられる自信はありますが、「ナマケモノ」はその名前通り、1日に20時間も寝るとききびっくり仰天。当然、睡眠時間は動物界ナンバーかと思いきや、なんと1位はコアラの22時間でした。「いやいや1日って24時間だよな、寝る以外2時間しか活動していないの?」と思わず自問自答してしまいました。