#718 自粛明けのリハビリ生活

今年も小麦の収穫は無事終了。昨年に引き続き、今年も作柄は良好で、なんとこれで4年連続の豊作となりました。一方、うどん県のうどん屋さんは、徐々に営業を本格化させていますが、周遊人口の流入がないだけに、まだまだ本調子とはいきません。さてイラスト担当者による新着情報をお届けします。
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関東も梅雨入りし、毎日ジメジメと汗ばむ陽気となりました。一方、沖縄はなんともう梅雨明けです。毎年知らぬ間に梅雨入りし一足も二足も梅雨明けを迎え、なんか少し羨ましい気がします。雨が降ると気分もどんよりするし、移動しづらく、一日中暗いので朝昼夜の切り替えが実感できず一日がだらだらと感じてしまうので、私は雨が好きではありません。

さて最後の最後まで緊急事態宣言が続いていた東京も、5月末にようやく解除されました。解除後すぐに向かったのは美容院。テレワークだったため2ヶ月間一切電車に乗ることはなく、自粛を徹底していたので、4駅先にある馴染みの美容院に行くのは、新鮮でちょっとした冒険でした。電車はみんな間隔を開けて座り、マスクの着用率はもちろん100%、そして換気のために窓も開いています。やはり生活様式が一変したなあと感じます。美容院では、久しぶりに直で人とコミュニケーションを取りました。これまで2ヶ月間はみんな画面上でのコミュニケーションだったので、久しぶりに何の障害もなく自由に話せることがとても嬉しく、大いに盛り上がりました。リモートは便利ですが、やっぱり直に話すのは、いいですね。

6月に入り、仕事も通常出社に復帰。しかしこの2ヶ月間の運動不足からくる体力低下のせいか通勤だけでもかなりの体力を消耗し、週の後半には朝起きると身体がバキバキ状態。おかげで週末は、丸一日睡眠をしっかり取りました。自粛中はあまり身体が疲れることも無いので(動かないので当然です)、睡眠時間も短く、昼夜逆転の学生時代に戻ったような生活パターンになってしまい、とっても反省しています。

自粛中のニュースといえば、新しくタブレットを入手したことです。これで今まで以上に手軽にイラストが描くことができます。これまではペンタブを使用していましたが、イマイチ慣れないところがあって、描画が簡単にできるタブレットを購入しました。画面も大きく、直接スラスラ描けるし、映像も観やすく、とても楽しく操作できるので、大満足です。このタブレット1枚あれば、移動も全く苦になりません。

ところで久しぶりに電車にのると些細なことが気になりました。あるとき比較的人が多い車両にも拘らず1席ポカンと空いていました。よく見るとその座席にはハンカチが落ちていました。不思議なことですが、ペットボトルやペンなどが落ちていても、みなさんその席を避けるみたいです。きっとその障害物の対応が面倒なのでしょう。またペットボトルが床に落ちていると、電車が揺れるたびに「ゴロゴロ」と電車内を行ったり来たりして、とても気になります。誰もが気になりながら、誰かがそのうち拾うだろうと思いながら、いつまでもごろごろ転がっているので、見かねて降車時に拾ってしまいました。

首都圏のうどん店も徐々に営業再開を本格化させていますが、新しい生活様式の中での営業は、みなさん試行錯誤しながらご苦労されているようです。密集を避けるために、席の間隔をあけるので、どうしても営業効率が落ちてしまい、それが悩みの種です。うどん店の皆様、どうか頑張ってください。