2020年11月のお知らせ

「秋分」の日を過ぎる頃から、日暮れの時刻が早くなることを実感します。夕日のオレンジ色も素敵です。今年の「秋祭りの季節」は静かに過ぎていきました。例年であれば、夕暮れの静寂な空気の中から、「お獅子」の練習の音が聞こえてきます。2020年も「締めくくり」の季節を迎えました。

ちょうど400年前の1620年11月21日、アメリカの東海岸、マサチューセッツ州ボストンの南東部に位置するプリマスPlymouthという町に、一隻の船が到着しました。「信仰の自由」を求めてイギリスから旅立った人々(清教徒)が乗っていた「メイフラワーMayflower号」です。人々は先住民族であるインディアン達の空き家に住み、彼らから食料や毛皮の毛布を提供され、厳しい冬を過ごすことができたそうです。

司馬遼太郎著の「アメリカ素描」の中に、プリマスに到着する前の(船上での)清教徒たちの様子が記されています。新大陸での新しい共同生活のための「秩序と安全」を定めた誓約書を作り、全員が署名をしました。精神的にも体力的にも厳しい状況のもとで、「人々が、法の下で従う」という国家の原型が作られたのは驚きです。「小さなアメリカが、このとき生まれました」と書かれています。

今年は4年ごとに行われる「アメリカ大統領選挙」の年です。共和党と民主党の2大政党は、各々、大統領候補者を選びます。そして、各州の人口に応じて割り当てられた「選挙人」が、11月の大統領選挙に投票します。日本でも、毎日のように大統領選挙関係のニュースが報じられています。共和党候補者はシンボル・カラーである「赤いネクタイ」を、民主党候補者は「青いネクタイ」を身に着け議論しています。(国民性だと思いますが)アメリカの方たちは、自分の意見を率直に表現すると思います。

香川に住んでいる外国の方たちに、しばしば言われます。「どうして、政治に対して、もっと関心を持たないのですか?なぜ、友達と政治の話をしないのですか?」と。私自身、「政治のことは、よくわかりません・・」と、自然に言葉を発しています(反省します)。ただ、政治家の方たちの話し方・話の内容・表情などから、自分なりの意見を言えるようにしています。

中田厚仁(あつひと)(1968-1993)さんの存在は大きいです。中田さんは、大学卒業後の1992年5月、国際連合カンボジア暫定統治機構が1993年にカンボジアで実施される総選挙を支援するボランティアに採用され、コンポントム州内で「選挙の実施内容」を村の人々に説明していました。ある日、内戦の激しい地域での活動中、何者かによって不慮の事故に遭われます。日本に住んでいる私たちにとって、選挙権があり、選挙が行われることは「当り前のことだ」と思っていますが、中田さんの活動を知って以来、投票に足を運ぶように心がけています。

11月下旬、アメリカでは感謝祭の季節を迎えます。プリマスに着いた清教徒たちが、インディアンのワンパノアグ族から、作物の栽培知識を教えてもらい、厳しい冬を越して、新大陸で定住できたことをお祝いします。感謝祭の食事のメニューは、七面鳥・マッシュポテト・パンプキン(かぼちゃ)パイなど、当時を思い出す食べ物だそうです。パンプキンパイ、食べたくなりました(笑い)。

11月のお休みは、11月3日(文化の日)・14日(土曜日)・23日(勤労感謝の日)そして日曜日です。

お客様から、「殻」に包まれた「胡桃(くるみ)」の木の実を頂きました。「くるみを育てているんやけれど、殻から取り出すのがめんどう‥と言われ、誰も受け取ってくれんのよ。食べてくれるかなぁ・・」。「私、木の実が大好きです」。ところが・・金槌でたたいても、びくともしません(みんなで笑い)。「くるみ割り」の器具を購入しました。おからだ 大切になさって下さい。