2020年10月のお知らせ

9月初め、大型台風接近のニュースから、心配な気持ちで一日を過ごしました。翌朝、幸いにも香川県は被害が少なく安心しました。ふと空を見上げると、「虹」と「お月さま」が出ていました。「写真を撮ろう・・」と思っている間に、「虹」はどこかへ行ってしまい、少し「がっかり」です(笑い)。

日曜日の朝、NHKラジオから「こども科学電話相談室」という番組が放送されています。天気と気象・科学・恐竜・植物・昆虫・心とからだ・乗り物・・など、多くの分野にわたって、子供たちからの質問に答える番組です。東京都に住んでいる「はがれい」くん(6歳)は、「なんで、雨が降って、雨がやんで、晴れたら虹が出るのですか?ハワイで虹を見て、きれいでした」。気象予報士である福田寛之(ふくだひろゆき)先生が答えます。

「れいくん、こんにちわ・・。ハワイで虹を見たのですね。うらやましいなぁ・・。先生はまだ、ハワイに行ったことがありません」。「ぼくは、3回、行きました」(笑い)。「れいくん、虹が出るために、どんなことが必要であるか、わかりますか?」。「う~ん、赤道にちかいところ・・」。

「あっ!おしいなぁ。たくさんの太陽の光と、雨☂が必要です。雨の粒の中に、太陽の光が通ると、いろんな色に分かれるという仕組みがあります。雨が上がったときに、太陽が出ているかどうかを探してください。もし太陽が出ていたら、太陽に背中を向けて、太陽と反対側に向いて、雨がやんだばかりの場所を探してください。虹は、そのような場所で見つけやすいですよ。雨が急にざぁ~っと降って、上がったとき、虹が見られるチャンスがありますよ」。

「ハワイで見た虹はきれいで、たくさん虹を見ました。どうしてかなぁ・・?」と、れいくんが質問します。「暑い季節のほうが、きれいな虹が見えることが多いそうですよ。ハワイでは、いつも海から風が吹いていて、湿った空気が島にぶつかり、雲ができます。その雲は水分をたくさん含んでいて、雨を降りやすくします。ハワイは雨が多いですが、雨がすぐに上がるそうです。だから、虹をたくさん見ることができます。

れいくん、ここまでのお話、だいじょうぶかなぁ・・?」「はい!!」。「先生は、お友達から、ハワイの自動車のナンバー・プレートには虹の絵が描かれていることを聞きました」。「ぼく、ハワイで虹のナンバー・プレートを見ました」(みんなで、笑い)。ハワイの絵本「ハワイの虹の秘密」で描かれている虹は「6色」だそうです。バナナの黄色・深海の水の青色・山に生い茂るシダの緑色・花のオレンジ色・ハワイの小人族「メネフネ」の王族の象徴である赤色そして女王さまのドレスの紫色。

ハワイは「虹の州」と呼ばれています。No Rain, No Rainbow. 雨が降らないと 虹は現れません。虹に出会うためには、「雨と太陽の光」が必要です。正反対の二つの要素が調和して初めて、虹に出会うことができます。ハワイの自然は、「異なる性格の二人が、お互いの性格を認めて、お互いに受け入れたときに幸せな気持ちになる『調和の光』を放つ」ことを教えてくれています。ハワイで虹を見た人は、ハワイの神々に祝福されているから、またハワイの地を訪れることができるそうです。素敵なお話ですね。

10月のお休みは、10月10日(土曜日)と日曜日です。

お客様からの「励ましのお便り」を頂いて、勇気づけられています。「子供たちも自宅を離れて、全粒粉の手作りパンのおいしさがわかったようです」。「この状況のもとで大変だと思いますが、応援しています。落ち着きましたら、香川に観光に行きたいです」。「品質の向上に努力している姿が、商品によく出ています。社員の方々、頑張って下さい」。おからだ、大切になさって下さい。