2020年4月のお知らせ

3月初め、「心あたたまる」お便りが数通、届きました。ご紹介させて下さい。

神奈川県にお住いの暁美様は、お母様との想い出を語ってくれました。「入院中の母に、茹でて冷たくしたお素麺を差し入れしました。母は“まぁ美味しい!夢みたい!”と言いながら、一緒に笑った一時(ひととき)が思い出されます」(お母様の優しい笑顔が想像されます)。

埼玉県の西田様は旦那様との想い出です。「私の手作りのバターロールや食パンをよく食べてくれましたが去年、遠い空へ旅立ってしまいました。淋しくて、何も手につかなかったのですが、最近、パンを焼いています。私の心の励みになるようです」(お気持ちが元気になられて、嬉しいです)。

岡山県の高尾様からのお便りです。「約2年間、入退院を繰り返し気力や体力が低下していたところ、1袋残っていた“讃岐すずらん”の小麦粉を発見。元気だった頃を思い出しながら、うどんを打って食べました。(お元気になられて、安心しました)。

3月5日で満90歳になられた、広島県の宮田様は「寒い間、パン作りを休んでいました。暖かい季節に誘われて、元気を出して、再びパンを作ります」と勢いのある、大きな文字で書かれた葉書が届きました。

毎日、「新型コロナ・ウィルス」の報道から、私たちの「心と体」は無意識のうちに、気を配った日々が続いています。「今、ぜひ読んでほしい1冊」として、アルベール・カミュ Albert Camus著の「ペスト」が紹介されていました。カミュ(1913年~1960年)はフランス領アルジェリア(北アフリカ)にて生まれ、小学校時代のジェルマン先生の勧めにより文学の勉強を志します。小説「ペスト」は植民地時代のアルジェリアの港町オラン市が舞台で、不意に発生した伝染病のために町は封鎖されます。「未来への希望や過去の記憶」などを奪われ、人々は孤立した状態の中で、伝染病という「見えない相手」に向かって「闘い」を強いられます。医師のリウー・妻の待つパリに脱出したい男性・密輸業者・イエズス会(カトリック教)のパヌルー神父・リウー医師の患者さん・逃亡者・新聞記者など、様々な人々が登場します。

人々は、「誠実さ」「自分の職務を果たすこと」というシンプルな言葉を支えとして、日々の生活を営みます。本「ペスト」は「人々が団結して闘う姿の中に、人間を賛美する事柄が感じられ、不思議と、生きる力や勇気を与えてくれます」と書評されています。冷静な気持ちで行動すること、日常生活で「何が大切であるか」を教えてくれる「本」だと思います。余談ですが、日本のテレビ番組で活躍されているセイン・カミュは、アルベール・カミュの兄のお孫さんにあたるそうです。IPS細胞を発見した山中伸弥教授は、「新型コロナ・ウィルスは、1年は続く可能性のある長いマラソンです。一人ひとりが自分のペースで走り続け、乗り越えて自己を守ることが、社会全体の安全につながります。来年も桜の季節はきますよ」と心強いメッセージを送られています。

4月のお休みは4月18日(土曜日)と4月29日(昭和の日)そして日曜日です。
5月3日(憲法記念日)・4日(みどりの日)・5日(こどもの日)・6日(振替休日)お休みを頂きます。

フランスの南部、モンペリエ市の友人から、メールが届きました。「市長が、3月21日から夜間外出禁止令(夜10時から翌朝5時まで)を出したのよ。日中の外出も近所に限られているの。家の中で、ヨガなどの運動をしています」。滋賀県の大東様から、「コロナに負けず、頑張ってください」と頼もしい激励のお葉書が届きました♡。来年の桜の季節を待ちましょう。おからだ、大切になさってください。