2019年1月のお知らせ

明けまして おめでとう ございます。

今年も、皆様にとって心穏やかで、笑いに溢れた毎日でありますように・・。12月中旬、自治会のお世話役の方から「神棚のお札」を頂きました。新しい年を迎える気持ちも高まります。

中学の国語の授業で学んだ「小倉百人一首(ひゃくにんいっしゅ)」は、私にとって理解するのが難しい・・という思い出が残っています(笑)。鎌倉幕府の御家人(ごけにん)(将軍直属の家臣であった)宇都宮(うつのみや)頼(より)綱(つな)は和歌を好み、京都嵯峨野の小倉山(おぐらやま)の麓に山荘を建てました。そして、山荘の襖に貼る色紙の執筆を、歌人である藤原(ふじわらの)定家(さだいえ)(1162~1241)に依頼しました。頼綱が「百人一首の生みの親である」ことは、あまり知られていないそうです。定家は飛鳥時代の天智天皇から鎌倉時代の順徳院までの代表的な歌人、百人の和歌を一人一首ずつ選び、色紙一枚ごとに書きました。詠まれている和歌は、切ない恋の歌・世の無常さ・季節・日常生活など、幅広い内容です。小倉百人一首に詠まれている定家の和歌を紹介しましょう。

来ぬ(こぬ)人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや(やくや)藻塩(もしお)の 身もこがれつつ

瀬戸内海に浮かぶ淡路島の「松帆の浦海岸」を舞台に詠まれた、若い女性の目線で作った切ない恋の歌です。松帆の浦海岸で、夕方に焼かれる「藻塩」みたいに、愛おしい人を待っている私の心は恋い焦がれています。古代の塩作りには海藻が利用されました。乾燥した海藻に何度も海水をかけ、かん水(濃い海水)を採り土器で煮つめて、塩を作ったそうです。

ある日、近所の自治会の方から「親(おや)守(もり)詩(うた)」という作品集が配られました。香川県の小学生・中学生たちの作文・エッセイ・俳句集です。偶然にも、友人の子供さんの作品に出会いました。小学校5年生の「長町(ながまち)そよか」ちゃんの「父との百人一首」。少し、紹介しますね・・。「私の父は物静かでのんびり屋だ。春から百人一首の競技かるたを始めた。私はあっという間に百首を覚えた(すごい!! 恥ずかしいことに私は一首も覚えていません⇐私の感想)。暗記力もスピードも私が上だけれど、最近、負けるときがある。あきらめたり集中が切れたりする私に対して、父は絶対にあきらめず、最後までねばって自分の力を出すからだ。父の心の強さを知った。これからも、ずっと一緒にかるたをしようね♡」。

小学校に入学するころから、そよかちゃんが百人一首を毎朝、登校する前にお父さんと詠む・・という話は知っていましたが、百人一首を通じて、心や考え方もたくましく成長していることに驚きました。ちなみに「かるた」という言葉はポルトガル語のCartaから由来しているそうです。京都の八坂神社では、毎年1月3日、「かるた始め式」が行われます。十二単(じゅうにひとえ)の平安装束を身にまとい、百人一首の競技を行ないます。優雅な雰囲気の中に、張り詰めた空気が流れます。競技は「かるた」を押さえる「押し手」で行われるそうです。

1月のお休みは、元旦・2日・3日・4日・14日(成人の日)・19日(土曜日) そして日曜日です。

数年前、会社近くの山の斜面で「いのしし」に遭遇しました。すごい速さで、わき見もせずに斜面を走っていきました(びっくり!!)秋には、高松市の琴平(ことひら)電鉄(通称、ことでん)の線路沿いに「いのしし」が現れたとニュースになりました。「いのしし」の年のように、前に向かって進んでまいります。おからだ、大切になさって下さい。