2010年7月のお知らせ

雨上がりのあとは、いつもと異なった光景に出会います。ラベンダーの紫色の花・ミントの緑色の葉は一層あざやかです。木々の枝葉の間から、太陽の光がながれてきます。雨の滴(しずく)がきらきら、光っています。わ~!びっくり! 赤いつめの「かに」たちが、道の真ん中を歩いています。

「56% → 95% → 273%」と数字が上がっています。何を意味する数字でしょうか!? サッカー・ワールド・カップ南アフリカ大会において、私たちが日本チームへの関心度(期待度)を示す数字です。6月14日深夜1時、「日本がカメルーンに勝ったよ!」と友人から電話(びっくりしました!)。19日は優勝候補のオランダとの試合。前半の45分を 0-0で折り返しました。結果は 1-0とオランダの勝利。しかし、日本選手たちの熱い想いが伝わってくる試合でした。

テレビのインタビューで、「日本のみんなが試合から元気をもらった!」、「勇気を与えてくれた試合だった!」と多くの人たちが答えていました。6月25日の早朝3時30分から、デンマーク戦が始まりました。試合前にいつも、日本選手は全員で肩を組み、「君が代」を歌います。3-1で勝利し、決勝トーナメントへの切符を手にしました。試合後、監督や選手たちへのインタビューです。「試合を重ねるにつれて、チームの団結力が強くなってきました。試合に出場している選手・出場していない選手・コーチ・スタッフ・サポーター・みんなの努力の結果です」。

試合前に本田選手は岡崎選手に「自分もゴールを決めるから、オカ(岡崎選手)も決めろ!」と言ったそうです。デンマーク戦で3点目のゴールを決めた岡崎選手は、「ケイスケ(本田選手)に感謝しなければいけない。ケイスケが良いボールを僕に回してくれたから、ゴールを決めることができた」と。選手同士の気配りが身近に感じられる言葉でした。

試合の解説者は、「日本チームの長所は、冷静な判断・攻めることの姿勢・勝利への思いを持っていること」を強調しました。私は、サッカー競技からチーム・プレーの大切さを学びました。ボールが絶え間なく、選手から選手へとつながれていきます。「仕事もサッカー競技も同じ! 仕事においても全員の協力・連携が大切だよ!」と友人が言いました(同感です)。

試合の際に、出場選手たちが「子供たち」と手をつないで競技場に入場する光景を憶えていますか。子供たちは、ピッチの上で両チームの国歌斉唱が終わるまで付き添います。「エスコート・キッズ」と呼ばれています。FIFAワールド・カップでは1998年から、エスコート・キッズを起用しています。「フェアプレー・プロジェクトの一環として、選手たちが子供達の目の前で、恥ずべき行為をしないことの象徴」として導入されました。

「将来は、サッカー選手になりたい! 選手になって海外でプレーしたい!」と子供たちの夢はふくらみます。頼もしいです。6月29日、日本はパラグアイとの決勝トーナメントの試合が始まります。パラグアイは南アメリカの中央に位置し、国土は日本とほぼ同じ、人口は635万人。1936年にパラグアイへ日本人の移住がはじまりました。7000人の日系人が暮らし、日本にとっては身近な国です。がんばれ!! ニッポン!! がんばれ!! パラグアイ!!

7月のお休みは 10日(土曜日)、19日(海の日)
   それと日曜日です。

梅雨の季節。室内の湿度計は70%近くになりました。配達の方が汗を流しながら、荷物を届けてくれます。暑い毎日、おからだ大切になさってください。

木下製粉株式会社会社  平成20年7月1日