2007年9月のお知らせ

「真っ赤」な顔して、汗をながしながら運送会社の方がこられます。Tシャツは汗びっしょり。「暑さを乗り越えて働いている笑顔」に「元気な空気」をいただきます。8月は暑い日が続きました。
仕事前に「ラジオ体操」をしていたときのこと・・・。ふと視線を下に向けると、「蟻(あり)」たちが長い列をつくっています。イソップ物語「ありとキリギリス」を思い出しました。ありは暑い夏の日、冬の間の食料を得るために働き続けます。キリギリスは歌って、遊んでいます。雪が降りはじめた冬、キリギリスはお腹をすかせて、さまよい歩いていました。そして暖炉に火がともされた一軒の家を見つけます。ありたちが楽しそうに食事をしている・・・という物語です。将来のことを考えながら働くと、長期的に大きな効果を得ることができるという教訓です。

8月29日の夜、友人からの知らせ・・・「今 皆既月食がはじまっているよ!」。「どうして月食って起こるの!?」。「太陽・地球・月の順番に一直線上にならんで、地球の影に月がすっぽりと隠れてしまうからだよ」。私の頭は少しパニックになりました。とにかく、外にでてしばらく夜空の中で変わり行く「月」の形を眺めることにしました。
「月」は地球の周りを約1カ月かけて一周します。「月」は自分自身で光を放つことが出来ません。太陽の光によって照らされて、「月」は光り輝くことができます。太陽の光に照らされている地球の背後には、影ができます。その地球の影に「月」が入ると、太陽の光は「月」に届きません(太陽の光が月に届くのを、地球がさえぎっているからです)。「月」が地球の影に入ったときは、見えなくなるという訳です。

3時間ほどかけて「月」は地球の影に完全に入ります。そして3時間ほどかけて地球の影から抜けます。「月」が完全に地球の影に入ったときは、肉眼で月の姿を見ることができません。でも望遠鏡を使うと、地球を取り巻く大気を通過した光によって赤銅色に光る「月」を観察することができるそうです。

幼い頃、「月には、うさぎが住んで、餅つきをしているんだよ」と教えられました。1969年7月20日、アメリカ人宇宙飛行士アームストロングが「月」に到着し、史上初めて「月」の表面を歩きました。アームストロングは「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」と言いました。この夜の「月」はいつもより「きらきら」輝いて素敵でした。次に日本で見える皆既月食は、3年後の平成22年12月21日です。少しずつ「形」を変えていく「月」を見ながら、「月」の動き・「地球」の動きを想像しました。気持ちがゆったりとしてきました。

9月のお休みは 8日(土曜日)、17日(敬老の日)、24(秋分の日)、
   それと日曜日です。

8月下旬 高知県四万十川(しまんとかわ)へ社内旅行にでかけました。四万十川には「ダム」が建設されていないので、自然がそのまま残り、それ故日本最後の清流とよばれています。また47の沈下橋(ちんかばし)があります。沈下橋は橋の上に欄干(らんかん)がなく、水面からの高さが高くないことが特徴です。川が増水したとき、橋が水面下に沈む仕組みです。洪水になることを防ぐために設計されました。社内旅行の様子を、新着情報に掲載しています。楽しい笑顔を見て、安心しました。今朝、「あかとんぼ」を見ました。秋の季節の訪れです。おからだ、大切になさってください。

木下製粉株式会社会社  平成19年9月1日