2016年12月のお知らせ

m201612冬野菜が、お店に並び始めました。「ブロッコリー」は田畑でどのように育っているのかご存知ですか!?会社の近くに、ブロッコリー畑があります。キャベツを大きくしたような「葉」に包まれ、各々の葉は1m近くあるでしょうか。ブロッコリーは沢山の葉に包まれて育っています。朝露が緑色の葉に降り注いでいます。ブロッコリーは寒さに耐えながら大きく育ち、ほのかに甘いかおりがします。

師走を迎えました。今年はどんな思い出が、心に残っていますでしょうか!?初秋、友人の還暦記念にフランスを訪ねました。羽田からパリまでの飛行時間は11時間。国際線に乗るのは、体力と時差との戦いです(笑い・・本当ですよ)。例えば、とんでもない時間に眠くなったり、夜中に目が覚めたり・・。夏時間の採用により、戸外は夜10時頃まで明るいです。旅先では、スーパー・マーケットの食品売り場を訪ねます。地元の人々の生活が感じられるからです。チーズの種類が豊富で、「フロマジュリー」というチーズだけを販売するお店があります。発酵食品のために、何とも言えない独特の匂いであふれています。

2016年7月1日、フランス政府はスーパーの使い捨てプラスチック製「レジ袋」の使用を禁止しました。「プラスチックごみは海洋を汚染し、海の生き物を殺しています」という記事は、私にとっては衝撃でした。古くなったレジ袋が、細かいホコリのように飛び散ったことを思い出しました。「レジ袋を使用しないことに、戸惑いはありませんでしたか?」との問いに、「いいえ、私たちは自然を尊敬しているから」と即答が返ってきました。

「それでは、ワン君の糞の後始末の問題は、どうかしら?」と尋ねると、友人は苦笑いをしていました。フランスではワン君の糞が至る所に散在していて、飼い主も「糞の後始末をする・・」という意識は低いようです。実際、ワン君を連れている方が、(日本のように)糞のお掃除をしている光景を見ません。ただ、ワン君たちの躾けが、きちんとされている印象をうけます。パン屋さんの店先で、2匹のワン君たちが飼い主を待っていました。別のワン君が来て、お互い近づこうとしました。飼い主の男性が「動いたら、だめだよ」と言うと、ワン君たちは「じっ」と動かずに待っています。驚きました。パン屋さんは紙袋を使い、細長いバゲットの中央部分を紙で「くるっ」と簡単に巻いて、お客様にわたします(日本のように、ビニール袋を使用しません)。

2020年1月には、「プラスチック容器の使用を禁じる」法律が施行される予定です(違反した人には罰金が課せられます)。コップ・お皿・フォークなどの使い捨てのプラスチック容器の使用が禁じられ、すべての使い捨て食器類は、家庭用コンポストで堆肥にかわることのできる素材(原料)を50%使うことを義務付けらます。2025年までに「ごみの埋め立て量」を半減にする数値目標を掲げています。記事の最後に、「みなさんの周りにあるプラスチック製品の数を表にしてみてください。至る所にあって、目に入らないほどでしょう」と書かれています。ここ数十年来、利便性が最優先されてきた私たちの生活を省みる分岐点にいると思います。日常生活の中で実践できることから始めましょう。「布製の買い物袋」を携帯して、「ごみの量を減らす」生活を心がけたいと思います。

12月のお休みは23日(天皇誕生日)、30日・31日
そして日曜日です。(年始は元旦~4日までお休みを頂きます)

勤労感謝の日に、5年ごとの勤続者に記念品が贈られます。今年は9人。会社は同僚とともに支えられ、明日に繋がっているという想いを新たにしました。12月21日は冬至です。太陽を連想させる果実、「南瓜(なんきん)やゆず」。見ているだけで、心が温かくなってきます。おからだ、大切になさってください。