#618 ギターはじめました

f618GWも無事に終了し、また普段の生活が戻ってきました。例年通りS級店うどん店はどこも長蛇の列でした。いつも思うことですが、行列ができないうどん店でも、美味しいうどん店はいくつもあります。この違いがなんなのか、不思議で仕方ありません。さてイラスト担当者からの新着情報をお届けします。

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この度、念願のギターを始めることになったイラスト担当者です。私がギターに興味を持ったのは、以前バンドを組んでいたときのギタリストを見てからです。当時は、「私も弾いてみたい!」と思う反面、「こんなのピアノと勝手が違いすぎる、無理だ」と諦めてしまいました。しかし最近、ネットで新しい音楽やアーティストを見つけるたびに、彼らが素晴らしいギターを奏でているので、ギターへの意欲が再燃したわけです。

4月28日、ギターを求め、都内でも有名楽器店が軒を連ねる、楽器の聖地として名高い御茶ノ水へ、勇んで乗りこみました。アコースティックギターとエレキギター、どちらにするか何日も悩んだ末、結局決めきれないまま、当日を迎えました。あらかじめアコースティックギターとエレキギターを両方所有している友人二人に声をかけており、私がどちらを購入しても、ギター講座を開いてくれるという流れでした。御茶ノ水駅に集合した際、二人ともギターを背負っていて、そこでも「かっこいいなあ!」と気持ちが高揚しました。

楽器店がずらりと並んでいるので、目移りばかりしてなかなか決められません。結局、熱心に接客してくれた店長さんのお店で、購入することになりました。アコースティックギターかエレキギターのどちらにするか悩んでいると説明すると、同様の悩みを持っているお客さんもかなりいるようでした。そこでそれぞれの特徴を聞いた後、結局エレキギターならではの音作りや、単音でメロディーラインを鳴らすかっこよさが決め手となり、フェンダーのテレキャスターを買うことにしました。

f618_2お会計後に、「三人は大学のサークルか何かでバンドを始めるんですか?」と聞かれた際は、嬉しくて思わずポカンとしてしまいました。私たちはまだ学生に見られることが多いのですが、社会人だと言っても店長さんはなかなか信じてくれません。何はともあれ嬉しく、意気揚々とギターを抱えて帰宅しました。しかしよくよく考えてみると、あの歯の浮くようなセリフは、店長さんの営業トークだったのかもしれません。

友人二人と自宅へ戻ったのが午後三時。そこからギター講座が始まりました。チューニングをした後、簡単なコードを教えてもらいました。第一関門は、Fコードです。これが上手く押さえられず挫折する人が多いと聞いて恐れていましたが、案の定全く音が出ません。そもそも人間の手や指は、その構造上、どんなに頑張ってもこの押さえ方は不可能ではないか、と思う程でした。それにピアノだったら鍵盤を見るとすぐこの場所はこの音とわかりますが、ギターにはそれがなく、また6弦もあるのでコードの位置を覚えるのも一苦労です。鳴らしたいコードは、頭の中ではがんがん鳴っているのに、いざギターに向かうとモタついてしまうという葛藤が常にあります。そんなこんなでこの日は8時まで練習をして、解散。

そして今日に至るまでの2週間、毎日2時間ほどの特訓の結果、Fコードはほぼマスターし、新しいコードもいくつか覚えました。劇的に変わったのは、左指先の硬さです。ギターを始めた最初の数日間は弦を抑えるのが痛くて辛いのですが、徐々に指先の皮が硬くなり、今では痛くなくなりました。今後は、弾ける曲数を増やしてコードを覚え、さらには単音でメロディーラインを鳴らす練習も始めたいと思っています。デビューが決まったら、またお知らせします(笑)。