#566 社会人一年生

f566イラスト担当者による新着情報をお届けします。イラスト担当者も長かった学生生活に別れを告げ、いよいよ社会人としてスタートを切りました。改めて言うまでもなく、仕事は生活の中で一番多くの時間を占めます。よって社会人にとって仕事は、対人関係や経済面などを含む生活基盤の大きな部分を占めることになります。
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さて4月が始まり、私もやっと社会人としての新生活スタートを切ることができました。まだ一週間しか経っていませんが、「あっという間の一週間」だったのか「長かった一週間」だったのか、よくわからないままに過ぎてしまいました。社会人一年生なので、何もかもが初めての経験で、何をお伝えすれよいのかわかりませんが、とりあえずは私が始めた「お仕事そのもの」について感じたことをまとめてみました。

今日、業種を問わずパソコン作業は、仕事の多くの部分を占めていて、私も例外ではありません。これまで学生時代も、パソコンと随分と向き合ってきましたが、自分での作業はマイペースなので、疲れた時は休憩したり気晴らしに他の作業をしたりと、自由に動き回ることが出来ました。しかし仕事となるとそうもいきません。しかも東も西もわからないピカピカの一年生なので、休憩のとり方もよくわからず、ついついためらい、結局パソコンに何時間も張り付いて作業をしています。

その結果、頭痛とむくみの症状に悩まされるようになりました。特に後者は、初めて経験したことで、帰宅後パンパンに腫れた足を見ても、最初はその原因がよくわかりませんでした(逆に今まで如何に長時間椅子にじっと座る生活をしてこなかったかがよくわかります)。周りに相談すると、「水分を多く取る」、「1時間おきに立ち上がる」、「ツボ押しやマッサージ」といった解決策を教えてくれました。今後はこれら解決策を参考にしながら、徐々に環境に慣れつつ、乗り越えたいと思います。

f566_2そしてもう一つ。誠に堅苦しくて恐縮なのですが、「仕事をする上で自分が最も大切にしたいことは何か」ということについても考えるようになりました。働いてお金をもらい、それで生計を立てるということ、また週7日のうち5日を仕事に当てるとなると、あらゆる面で仕事が生活の大部分を占めることになります。学生時代はいくら忙しいと言っても、自由な時間も多くあり、また関わる人間もある程度こちらで選択することができました。一方、仕事となるとなかなかそうはいきません。

仕事のやり甲斐、人間関係、お給料など、人それぞれ重視するポイントは違うと思います。社会人2年目の友人は、人間関係も良好、また成果に見合う報酬に満足しているので、残業が多い職場でも苦にならないと言います。そうかと思うと、ノルマも残業もなく、自分のやりたい仕事に就けても、職場の雰囲気や人間関係が合わずに辞めてしまった友人もいます。「全てが理想通り」と感じる方は、ほとんど皆無だと思いますが、初めて社会人となった今、ついつい色んなことを考え込んでしまいました。

愚痴とも感想ともつかないご報告になってしまいました。しかし考えてみるとこれは個人的な傾向ですが、私の場合は環境が変わる度に、いつも弱気になっていたような気がします。高校生になったときは中学生活が忘れられず、最初は毎日うじうじしていたし、大学生になったときも一人前にホームシックにかかりました。しかし一ヶ月も経てば、誰よりも学生生活をエンジョイしていたのもこの私です。きっとその内、仕事にも慣れる筈です。次回はきっと楽しいテーマをお届けできるように頑張ります。