#361 2013年迎春

旧年中はお世話になりました。
本年もどうかよろしくお願い申しあげます。

さて今年、記憶に残った年賀状を文面のみ紹介いたします。

【1】老後をいかに過ごすか(というよりいかに暮らせるか)を考えるようになりました。

【2】元気でおりますが、もうすっかりおばさん体型まっしぐらで、止めようがありません。

【3】あかねも大きくなり、つまらなくなりました・・・。相手にしてくれないし・・・。
注)あかねちゃんは小5の娘さんです。

ところで、加齢黄斑変性症という目の病気を聞いたことがありますか?これは網膜の黄斑部分に障害がおきて、だんだんと目が見えなくなる病気で、これまでは治療方法がなく不治の病とされてきました。しかしiPS技術による再生医療の進歩により、治療できる可能性がでてきました。そして今春、いよいよその臨床試験が始まります。

またこれによく似た病気に「網膜色素変性症」があります。これは加齢黄班変性症とは原因は違いますが、網膜が正常に機能しなくなるために、視覚障害がおきるという点では同じです。そして網膜色素変性症も、再生医療技術により治療できる可能がでてきました。

最後は昨年に続き、寿男さんからの年賀状です。寿男さんはこの網膜色素変性症を患い、年々視野が小さくなり続けています。なんとか一刻も早く、治療法が確立されることを願っています。